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大正15年(1926)に開業、店舗の建物も当時の小売商店の店構えとしては決して珍しいものではなく、
一家そろっての経営が普通であり、中内少年も家族の一員としてさまざまな役割を担ってきました。
当時の薬局は、まだ不完全な医療保険制度を補完する形で「まちの健康相談所」的な役割も担っていました。
医療費の負担がまだ大きかった中で、気軽に相談でき、適当な処置をアドバイスしてくれる薬局の存在は市民生活の維持向上には欠かす事の出来ない存在でした。
また、現在では日本の流通史において貴重な歴史的資料となる建造物のひとつです。
中内は少年時代から「生活の一部」として商売を学び、商売とともに育っていきました。
今私達が見る中内の姿、そのルーツをこの建物から垣間見る事ができるかもしれません。
21世紀を迎えた現在、時代とともに全てが変わっていきました。
阪神大水害、神戸大空襲、そして阪神大震災に耐え歴史を見つめてきたサカエ薬局も今では「古い建物」と言われる存在です。
しかし、サカエ薬局はその歩んだ歴史にしっかりとした足跡を残しています。足跡から何を学び、何をするのか。それが次の足跡を作る私達の課題かもしれません。
中内功の半生を人物像を中心に映像にて紹介。流通と経営の近代化に一生を捧げた、その内面に迫ります。
中内功の誕生から晩年までの歩みとともに、日本企業の動き、流通政策の変化、 社会情勢をまとめました。 流通革命にすべてをかけた人生と合わせて、その時代背景を一目でご覧いただけます。
戦争から生還した若き日の中内功が、学校法人 中内学園を創設するまでの印象的なエピソードをパネル展示。 併せてダイエー1号店を再現したコーナーをなど、当時の様子を臨場感豊かに演出しました。
流通革命において実践してきた新しい取り組み、数々の実績を臨場感溢れる映像資料にて放映しています。
座右の銘である
「ネアカ のびのび へこたれず」
の直筆パネルとともに、流通革命を牽引してきた中内功ならではの印象的な写真を集めました。
中内功が流通科学大学の学生やダイエー社員に宛てた手紙(「from 理事長」「from CEO」)を書籍や映像でご紹介。
直筆の額や中内功に関する約300冊の書籍も自由にご覧いただけます。
「from」シリーズは中内学園の公式サイトで公開中です。展示室内のPCでもご覧ください。
中内学園学園長時代の執務室をそのまま再現。多忙を極めた当時の雰囲気が伝わってきます。
過去に掲載された雑誌や新聞の記事をはじめ、残した言葉、ビデオ映像などを保存しています。
※見学をご希望の方は、事前にお電話もしくは下記リンクより、ご予約が必要となります。 ※3月17日(金)は、卒業式のため休館させていただきます。
流通科学大学(代) 078-794-3555
ご予約フォームはこちらから〒651-2188 神戸市西区学園西町3丁目1番
流通科学大学(代) 078-794-3555